家の第一印象を決める外壁!色や素材の組み合わせでオンリーワンの住まい。
2023.08.21
2023.12.14
目次
1.24時間換気システムとは
2.なぜ義務化されたのか
3.24時間換気システムの種類と特徴
4.換気を重視する人におすすめなのは?
5.最後に
24時間換気システムは、建物の居住空間において、24時間新鮮な外気を取り込み、室内の汚れた空気を排出する換気システムのことです。
24時間換気システムがあることで、窓を開けなくても常時外気を室内に取り入れ、室内の空気を外に排出し、室内の空気を綺麗な状態に保つことができます。
建築基準法の改正により、2003年7月以降着工の住宅に設置が義務付けられました。
24時間換気システムの設置が義務付けられた理由は、主にシックハウス症候群を防止するためです。
シックハウス症候群とは、室内の汚染された空気を吸うことで、めまいや吐き気、頭痛、のどの痛みなど様々な体調不良を引き起こすことを言います。
その原因の一部は、住宅に使用されている建材や家具、日用品などから発散するホルムアルデヒトやVOCなどの揮発性有機化合物と考えられています。
さらに近年の住宅は気密性が高いため、そのような有害物質を含んだ空気が室内に滞りがちであることも大きく関係しているようです。
換気システムは、大きく3種類に分けられます。
①第一種換気システム
吸気・排気ともに機械で強制的に換気するシステムです。
メリット
吸排気を機械でコントロールするため、安定的な換気が行えます。
さらに熱交換器を設置することで、排気する際に室内で発生した熱を給気した空気に移動させることができます。換気しても室内温度を一定に保つことができ、節電になります。
デメリット
吸排気両方に機械を設置するため、イニシャルコストが一番かかります。
また他に比べ、メンテナンス回数や消費電力が大きいため、ランニングコストも考慮する必要があります。
②第二種換気システム
吸気のみ機械で強制的に行い、排気は自然に任せる換気システムです。
メリット
強制的に吸気を行うことで室内の気圧を外気より高め、周囲からの汚れた空気の流入を防げます。そのため病院の無菌室や工場のクリーンルームなど、外部からの汚れの侵入を防ぎたい場所に多く使われています。
また機械の設置が吸気のみであるためイニシャルコストを抑えられます。
デメリット
排気を自然に任せるため、排気が滞る環境になると吸気の効率が落ちる場合があります。また自然の力だけでは水蒸気を排気しきれず結露しやすいことから、一般住宅ではあまり採用されません。
③第三種換気システム
排気のみ機械で強制的に行い、吸気は給気口から自然に入ってくる換気システムです。
メリット
室内の圧力を外気より低くすることで、室内の汚れた空気を周囲へ漏らさず外へ排出できます。そのため気密性が高い建物では、高い換気効果を期待できます。
また排気のみ機械を使用するため、イニシャルコストを抑えられます。消費電力も小さく、節電になります。
デメリット
冬場は冷たい外気が直接室内に入り、室内の暖かい空気は機械により排気されるため、室内が冷えやすく暖房効率が落ちます。
4.換気を重視する人におすすめなのは、ズバリ!第一種換気システム
ここまで三種類の換気システムについて説明しましたが、おすすめは第一種換気システムです!
他と比べコストはかかりますが、機械で計画的に換気できます。
弊社の建売住宅『BRAINSの家』は、エコ・アイ換気(熱交換式第一種換気システム)を採用しています。
こちらは第一種換気システムに熱交換器を設置したものです。
冬は冷たい空気を温かい空気に変換し室内へ取り込みます。
さらに熱交換率93%という世界最高クラスの省エネです。
熱交換率93%とは、例えば室内が20度・屋外が0度の場合、熱交換し0度の外気を約18度にして室内へ取り込むことができるということです。
また屋外の給気口には特殊なフィルターが付いており、花粉や黄砂、PM2.5など汚染物質を98%除去するため、室内に汚れた空気を取り込みません。
簡単に水洗いできて衛生的に保てるのも、嬉しいポイントです!
弊社の建売住宅『BRAINSの家』は常時見学を受付けております。
是非一度お越しになって、エコ・アイ換気の性能をご体感ください!
もしかしたら花粉症の症状が治まるかも!?
今回は換気システムの種類や特徴について簡単に説明しましたが、理解は深まりましたでしょうか。
24時間換気システムは、室内の化学物質により引き起こされるシックハウス症候群対策として設置が義務付けられましたが、
近年では大気中に含まれる黄砂やPM2.5などの汚染物資により様々な疾患が引き起こされることも問題になっています。
換気は目に見えないものですが、そこに住む人の健康を守る重要な設備です!
それぞれのライフスタイルや健康状態、周辺の環境、予算などをしっかり考慮し、決めることをおすすめいたします。
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